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3,150円 レビュー評価:
5.0 レビュー数:1
このCDを購入した理由は実はフォークルを聞くためではなく、“悲しき天使”を聞くのを目的だったのです。ですがキタヤマ・オ・サム氏の“あの時のぼくは”を始めて聞いて(実は彼と同世代)、胸にジンとこみ上げて来る物がありました。
これは歌ではありません。彼の独白とでも言ったらいいのでしょうか。しかも関西弁での独白です。
この類の経験は、状況こそ異なっても、誰もが青春時代に経験するほろ苦い思い出ではないでしょうか。独白の間に漏れるキタヤマ・オ・サム氏のためいきは彼の真摯な気持ちの表れでしょう。
“幼なじみ”の様な突然ばったり会って意気投合してハッピーエンドという訳ではなく、映画“卒業”の