おせんの通販レビュー

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中国汚染――「公害大陸」の環境報告 (ソフトバンク新書)
価格: 767円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4
 空気にも水にも国境はない。中国で発生した汚染物質は、風や海流に乗って日本の環境にも影響を与える。その意味で、私たち日本人は、中国からの輸入食品ばかりでなく、中国の環境問題にも関心を寄せるべきだろう。しかし、情報の隠蔽、操作などもあり、中国国内の汚染状況は必ずしも十分に伝えられていない。その中で本書は、河川の大規模汚染で隠しようもなかった化学工場の事故や、国内で問題になりつつある、水質汚染が原因と見られる「がん村」などの典型的な事例ばかりでなく、公表されている範囲での統計なども通じ、冷静・客観的に、実はここ数年の事でなく長期的に進行してきた中国の環境汚染の全体像を伝えようとしている。
海の色が語る地球環境 (PHP新書)
価格: 819円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
最初はメインタイトルの通り、海の色でわかる地球環境を旅行記風のエッセイ風に伝えてくれます。もちろん生命現象をについての解説もわかりやすく織り込まれています。
そして話題は徐々にサブタイトルの海洋汚染へと進みます。ここでも海水中の農薬の濃度測定の苦労を織り込みながら、海の神秘を伝えてくれます。磯の香りと我々が感じる硫化ジメチルの話は初めてで、壮大な地球の水の循環に関する話をわかりやすく伝えてくれます。
が、なんと言っても終章の「水の未来」は秀逸。牛肉1kgを作るのに15,000リットルの水が必要など、「湯水のように」使うなどもってのほかという事実をやや理屈っぽく教えてく
おせん (其之6) (イブニングKC (32))
価格: 580円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2
きくち正太さんのシリーズ第6弾

モノは飾ったりしまいこむのではなく、大切に使い切ってこそ価値がある。まさにそのとおり。
それ以降は、前住んでいた上石神井の陶器屋のおやじさんに市価の5分の一くらいで譲ってもらった、ひとつ3万円もする大のお気に入りのぐい飲みをびくびくしながら使うようにしている。(はぁ、小市民...。)
第三十八話から第四十話にいたる花板清さんの物語は相変わらず格好良すぎる。
「おせん」を読んでいると、料理がうまいのまずいのという話にとどまらず、「本物」を評価できること、自分の中の「本物」を追い求めることがいかに大切か
おせん (其之10) (イブニングKC (117))
価格: 580円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2
きくち正太さんのシリーズ第十弾

ひとつの題材が長くなって、この巻では全部でお話は三つ。
アイデアが枯渇してきたのか?という意地悪な視点も持ってしまうのだが、一つひとつのお話は、長いからといってだれるわけではなく、女の生き様、板前としての矜持、どれをとっても奥は深い。
モノを見る目という価値観がシリーズを通しての主題と感じていたが、生き方における「美意識」とは?、美しく(かっこよくかな)生きるために必要なこととは?という観点も、本シリーズの重要な主題である。
新版 ごみから地球を考える (岩波ジュニア新書)
価格: 819円 レビュー評価: レビュー数:
アスベスト禍はなぜ広がったのか―日本の石綿産業の歴史と国の関与
価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
2005年6月、兵庫県尼崎市にあったクボタ旧神崎工場跡地周辺で、アスベストしか原因がないとされる極めてまれな悪性腫瘍である中皮腫の患者と死亡者5名を確認、クボタが3名の患者に見舞金200万円を支払うという衝撃的な報道からはじまった、いわゆるクボタショックから4年。アスベスト問題が社会問題として認知され、アスベスト救済法もできて、ごく一般には、アスベスト問題は一定の解決をみたかのような印象を持たれているが、実は、そうではない。事実、クボタ公害被害者の数はその後増え続け、200名に達しようとしており、クボタ社内の被害者と合わせてすでに犠牲者は350名以上にもなっている。社会全体の被害者の数は累増
おせん (其之8) (イブニングKC (74))
価格: 580円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3
きくち正太さんのシリーズ第8弾

前巻から続く「お米」のお話。やっぱり「米」でしょう。日本人は。米のうまさの理由、ワラの大切さ。私がちいさい頃には普通の風景だったのだが。農家の苦労を考えると、昔ながらでやってくれとはいえないし。考えさせられる巻だ。
女中頭のシズさんの若かりし頃の切ない恋と、親子の絆のお話もあり、相変わらず泣かせる。
食べたい、安全!
価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3
さすがに食べるな危険!に比べるとインパクトは半減するが、『良食』を考慮すると是非一読して欲しい一冊。
ただ、紹介してある内容には数量的にもコスト的にももう少しはばが欲しい、
今後は続編を期待したい。
地球の水が危ない (岩波新書)
価格: 735円 レビュー評価:4.0 レビュー数:8
地球の水が危ない。こんな事いわれても実感わかない。蛇口をひねって出てくるのが当たり前の生活をしている自分にとっては、少なくともそうだ。水問題について書かれた本は数多く存在するが、本書はかなり読みやすいので、入門書としておススメである。「地球の水が危ない」というタイトルであるが、内容はタイトルからイメージするのと、ちょっと違うなという感じがしないでもない。そして抽象的な議論で終わってしまっている気がするが、世界が水で病んでいるということは十分伝わってくる。
世界では水不足、水汚染が原因で毎年400万人が亡くなっている。これはつまり8秒に1人が水問題に関連して亡くなっていることを表
おせん 15 (イブニングKC)
価格: 580円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3
登場人物のキャラとかストーリーとか諸々、いろんな面からすごく楽しめる漫画として愛読していますが、なんかこの巻はミョーに 『美味しんぼ』 ぽい気がしてしまいました。
個人的に違和感のある俳優陣でのドラマ化によって、作品を観る目がかなり冷めてしまったのが、マンネリ化した大御所作品を思い出した理由かもしれませんが。
次巻以降は、買うかどうかわかりません。
水の環境戦略 (岩波新書)
価格: 777円 レビュー評価:5.0 レビュー数:8
本書は上下水道や工場排水処理のあり方をリスク管理の視点から論じている。
本書のほとんどが上水道の水質管理について書かれているが、私が印象に
残ったのは「流域下水道という発想そのものが誤りである」ということだった。
流域下水道とは複数の市町村にまたがるような大規模な下水道のことだが、
これはコストがかかりすぎる上、汚水を地下にもぐらせて下流(多くの場合、
海周辺)の処理場で処理することから途中の河川で再利用できず、また河川
の水量も減ってしまう。即ち貴重な資源である水が循環しないのでダメなのである。
また工場排